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「誤読日記」について [趣味(本・写真・映画・音楽・アート)]

斎藤美奈子の「誤読日記」、たいへん面白かった。
辛辣で意地悪で、まるでお茶の間でせんべいをかじりながら「なにこれ~」とか「あほくさ~」とか無責任にテレビを見て論評しているような、書評である。俎上にのっている本も、芸能人の本とか、ベストセラーになったとんでも本とか、ちょっと読んでみたいけれど買ってまでは・・・という本が多い。

ベストセラーになった本で、読んで「これはいい!」と思えるような本に巡り合うことは極めて少ない。(「女性の品格」とか「話を聞かない男、地図が読めない女」とか、挙げるときりがない)だからベストセラーは皆が忘れた頃に図書館や古本屋(これは平積みになって大安売りになりますね)で出会えば読むけれど、めったに読まない。

でも、斎藤氏がいう「本は誤読してなんぼ」、「一歩先を行く誤読の方法」をもって読めば、なるほどどんな本も内容に関係なく楽しめそうだ。
それらはすなわち、「見取り読み」「脱線読み」「見立て読み」「やつし読み」「鳥の目読み」「虫の目読み」「探偵読み」「クロスオーバー読み」「ひらめき読み」「カウント読み」である。

思えば映画もそうかも。すぐ金返せ~と怒りそうになる私。どんな映画も、なにかひとつは楽しめる要素があるものだ、と参考になった。

でも斎藤さんにかかってはどんな本もスパイシーに切り捨てられ、モノマネされて(それぞれその作者の「口調」というか文体で)評論されているのだが、ああその作者の家族とかファンとかは悲しいだろうなというくらいイジワル。渡辺淳一とか辻仁成はもっと言ってやって!とエールを送りたくなる。東儀秀樹はちょっとかわいそうになる。でもぞくぞくするほどおもしろい本だった。女は人の悪口が三度の飯より好きだからかも[ドコモポイント]

誰かこの人より多読博識の人がいたら、この人の本も斬ってみてください。。。

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